南向きという選択肢
2022/09/02
例えば、洗面脱衣室を南向きでつくれば、様々なメリットを享受することが出来ます。
・洗面にたくさんの日光が射し込むため、明るく清々しい場所で朝の身支 度が出来る。
・洗面にたくさんの日光が射し込むため、洗面がジメジメしにくい。
・洗面にたくさんの日光が射し込み、ひんやりなりにくくなるため
ブルブル震えながらお風呂に入ることも、着替えたりすることもなくなるし、ヒートショックにもなりにくい。
・そのまま洗濯干し場に出られるため、洗濯物を干す時の作業がとっても楽になる。
・外干しをせず、室内干しをする方でも、日光を当てて乾かすことが出来る。
などなど。
それゆえ「洗面は北」という考え方に縛られることなく
家づくりをしていただくことをオススメしています。
おはようございます。
シンプルノート米沢スタジオ 後藤ホームです。
しかし、この考え方は一般的ではないため、ほとんどのお家が、
真逆の北向きとまでは言わなくても、暗くてジメジメしてしまいそうな場所に、この洗面脱衣室を配置しています。
そして、朝から電気をつけないといけない場所で、
身支度をすることが当たり前となっています。
いつもジメジメするため、そこに置いてあるものが湿気でふやけてしまいます。
寒くなりやすく、
ブルブル震えながらお風呂に入らないといけないし、
また震えながら着替えないといけなくなってしまいます。
このように洗面を北につくってしまった場合、
暗い、寒い、ジメジメするという
三拍子そろったお家になってしまいやすいのですが、
それに加えて、もう1つ不便さを
手に入れてしまうことにもなります。
✔︎ちょっとした心の余裕を持つ工夫
洗面を北につくった場合、洗濯物を干しに行く距離が
必然的に長くなってしまいます。
例えば、洗濯を干す場所が2階のベランダだとしたら、
1階の一番北から2階の一番南まで、重たい洗濯物を持ち運びしないといけません。
また、流石にそれは面倒だからと、1階に勝手口と干し場をつくった場合も、移動距離は短くなるものの、これはこれで干す作業を外でしないといけなくなるため、寒さや暑さに苦しむことになるし、
身なりにも気を配らないといけないといった別の問題が発生してしまいます。
さらに、取り込んで片付けるところまでが、洗濯の一連の作業ですが、
2階のベランダに洗濯物を干した場合、再び1階に洗濯物を下ろしてきて、
洗濯物をたたみ、再び2階にたたんだ洗濯物を片付けに行く
という非効率な作業を強いられる可能性が高くなります。
子供が小さいうちは、子供の様子を見ながら作業したいでしょうし、
2階で1人洗濯物をたたむのもなんだか寂しいですからね。
1階の勝手口を出たところにある干し場から洗濯物を取り込む場合は、
リビングと干し場を何度も往復しないといけなくなるでしょうし、
外に出て作業する分、先程お伝えしたように、
暑さや寒さに苦しむことになるし、
身なりにも気を配らないといけないですしね。
一般的には、居室は南につくるものだという
思い込みがあるため、洗面やキッチンなどは、
どうしても北に追いやられがちになってしまいます。
しかし、このセオリーにならって間取りをつくってしまうと、
暗くて寒くてジメジメした洗面になるし、
家事動線があまり良くない家になります。
そして、大なり小なりストレスを抱えながら生活せざるを
得なくなってしまします。
もちろん、どんな土地でも、洗面を南向きでつくることが
出来るわけじゃないので、あなたが冒頭のような洗面がいいなーと
お考えであれば、土地探しから間違わないように
家づくりを進めていかないといけませんけどね。
どんな土地でも同じような間取りの家がたくさん建っていますが、
本当は、間取りは土地によって全く違ってくるものですからね。
それでは、、、
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後藤ホーム
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